【雑学ブログ】初めての雑学
こんにちは。
どうもはじめまして。とりばあと申します。
名前の由来は、トリビアです。
トリビアという言葉は某○○テレビの番組でも有名ですが、
英語でtriviaと書き、「くだらないこと・些細なこと」転じて「雑学」という意味を持っています。
そう、ここではタイトルにもある通り、雑学をただお話するだけのブログを書いて行こうかと思います。
目的は、自分のためです。
私自身普段から雑学が好きで様々なことを調べていますが、今日ふと思いました。
毎日いろんなこと調べてるけど、忘れていってるな...と。
で、もったいないから形に残そう!となったわけです。
そういうわけなので、とても身にならない雑学を語るだけのチンケなブログです。
ひまなときにでも読んで行けたら嬉しいです。
本日の雑学「卍」と「卐」
皆さまは、卍という言葉をご存知でしょうか?
おそらく今の若者言葉として大流行していますので、ご存知の方が多いと思います。
今の若者言葉言葉における卍という言葉はとても万能な言葉として使われており、様々な言語学者や辞書製作会社が意味を明記するのに頭を悩ませている言葉でもあります。
正直な話、これといった特定の意味としてでなく、強調語のような使われ方をしているようです。
その由来はマジという言葉と語源が似ていることから使われるようになったというのが主流の説で、「マジ卍」と使われるのが一般的ですが、「あの人卍だよね。」などと意味のわからない使われ方もしているようです。
まあ、要するに「ヤバイ」みたいなものでしょうか。
一方、卐は、あまり見慣れないかも知れません。
見慣れている方の多くは、ドイツ語の「ハーケン・クロイツ」として知られている方もいらっしゃるかも知れません。
このハーケン・クロイツのマークは、ナチス・ドイツの紋章として使われていました。
今では、ネオナチスなどの団体で使われていて、まあ、端的にいうとあまりいい印象を持っているものではないありません。
ですが、元はというと、鉤十字・スワスティカとも呼ばれ、サンスクリット語の「スヴァスティカ」という、「幸福・幸運」と言った意味を持つ言葉でした。
形は、空を横切る太陽をモチーフとしているらしいです。
そのため、それらは新石器時代のユーラシア大陸で寺院や民家にシンボルとして掲げられていて、詳しくは考古学者のハインリッヒ・シューリマンが研究を行なったらしいです。
ハインリッヒ・シューリマンは有名な方で、私自身名前は聞いたことがありましたので、少し感動いたしました。笑
さて、このあたりで話をより身近なものにもどしてみましょう。
卐は、ユーラシアでもともと使われていたわけですから、もちろん漢字の文化とも深い関わりがあります。
また、卍という言葉もまた古代より寺院を表す言葉として使われてきました。
卍の由来が卐というのは確かなようです。
ここで、わかっていないのは、卍と万のつながりです。
様々な説はありますが、ここでは一つの説、卍から万に変化したと仮定します。
ここからは自分の推測ですが、
卐と卍は、昔からさほど区別はされていなかった。
その中で、じきに卍は永遠の幸福を表すものとして、萬と同義に扱われるようになる。
萬は当時は無限を意味するものであったが、時代の変化から10000を表すものへと変化します。
その中で、卍は万と形を変え、万は萬と同じ「マン」という読みを与えられた。
卍は万の字であることから「マンの字」転じて「マンジ」と呼ばれるようになる。
つまり、卍というのはもともと、「幸福」ということ意味を持っていたわけです。
現代の意味とは大きく違いますが、もしかしたら、「マジ卍」という言葉は、「マジ幸せ」という意味から、「マジヤバイ」などとの関連で今のような意味になったのかもしれませんね。
とても想像が膨れ上がる面白い内容でした。
さて、いかがでしたでしょうか。
第一回目の雑学は、卍と卐について語ってみました。
是非飲み会で披露されてみてはいかがでしょうか。
また次回で。
とりばあでした。